まくり差しは、外側のコースの選手が自分より外側の艇をまくり(外から追い抜き)ながら、同時に内側の艇をターンマーク付近で差す(内から追い抜く)決まり手である。まくりと差しを同時に行う高度なテクニックで、主に3〜5コースの選手が使用する。1マーク旋回時に外の艇を引き波に沈め、内の艇のターンが膨らんだ隙を突くという複合的な技術が求められる。トップレーサーが得意とする芸術的な決まり手として、ファンの間で高く評価されている。